応援団員の役職について紹介します。
団長
団のリーダー。
団員の”ヨイショ”のかけ声と共に片足20kgにもなる大きな下駄を軽々と揚げ移動します。
徹夜で仕上げた檄文を読み上げる”団長檄”は必見です。
副団長
団長の補佐をこなします。
デモンストレーションでは、小樽商科大学に伝わる「若人逍遥の歌」の前口上を披露します。
参謀
団の頭脳、参謀。
式典の段取りや事前の打ち合わせは全て参謀が取り仕切ります。
デモンストレーションの際には司会進行を行うほか、小樽商科大学校歌”金鱗踊る”の前口上を切り、巨大な扇子”バカ扇”を用いた参謀エールを披露します。
鼓手長
応援は太鼓に始まり太鼓に終わる。そう言われるほど応援団にとって太鼓は重要な存在です。
競技応援、壮行会、その他すべてのデモンストレーションでその任を全うする鼓手長はまさに縁の下の力持ちです。
団旗長
団の命である団旗を持ち、団の先頭を歩きます。
定期戦の試合後には両校の健闘を称えるために2メートルを越える竹で作られた団旗で空を割く”団旗エール”を披露します。
演舞長
デモンストレーションの演目の一つ「舞型披露」で先頭に立ち、扇子を使った演舞を披露します。
伝統の演舞「雲龍型」や「胡蝶の舞型」で味方を鼓舞し、相手を圧倒します。
リーダー長
競技応援において、応援の指揮、先導を行います。
壮行会・競技応援中での法螺貝を担当し、会場中にその音を轟かせ、選手たちを激励します。
学ラン
団員は現役を退いた後、学ラン(学内OB)として現役をサポートします。
壮行会における先導や役職付きはもちろん、応援団員として精神性においても卓越していなければなりません。
表立って前に出ることは少ないですが、団の活動には欠かせない存在と言えるでしょう。
新参
1年目の団員は全てこの新参として応援に携わります。
競技応援では応援形態を成して味方を激励し、デモンストレーションでは校歌や寮歌斉唱の先導から団長檄の補佐、合いの手”了(りょ)”をかけるなどその働きには枚挙にいとまがありません。
新参は1年の期間を経て応援団の精神を学び、上記の役職を先輩から引き継ぎます。