試合や大会。イベントの本番などを控えた商大の仲間達を激励し、送り出すために挙行されるのがこの壮行会です。通常は平日の昼休みに部員たちを集めて学生会館前で実施されます。昼時のキャンパスに太鼓の音と地鳴りのような檄が響き渡ります。

壮行会と競技応援はセットで行われることがほとんどですが、最近ではYOSAKOIサークルなど文化系の団体を送り出す機会も増えてきています。

内容は校歌・団長檄・寮歌エール・主将挨拶という流れで構成されており、寮歌"若人逍遥の歌"では団員と部員たちが肩を組んで歌を歌います。寮歌を歌う機会は昔ほど多くはありませんが、それでもほとんどの団体で校歌・寮歌が受け継がれています。

壮行会の挙行が決まるタイミングは実にさまざまで、団員が友人と話しているうちに試合があることを知り「じゃあやるか！」と決まってしまうこともあれば、授業終わりに教授から声をかけられ、「あれうちの部でも今度の試合のときにやってよ」などとお話しをもらうこともしばしばです。距離感の近い商大ならではのお話しですね。